ニキビ治療薬の通販

ストレスによるニキビ発生のメカニズム

ストレス過多による自律神経の乱れがニキビを引き起こす

ストレス性のニキビは、自律神経が乱れることをキッカケに発症します。

自律神経は全身におこる無意識の行動をコントロールする働きをします。

自律神経は、次に紹介するような無意識の行動をコントロールし、状況に応じて身体の状態を最適に保つ役割をもっています。

自律神経は、交感神経と副交感神経という、スイッチのような役割をもつ2つの神経で構成されています。交感神経は心や体を活動させる働き、副交感神経は心や体を休ませる働きがあります。

ストレスが身体の許容範囲を超えると、2つの神経のバランスが崩れてスイッチの切り替えが上手くいかなくなるのです。そうなると、血流悪化、冷え症、睡眠不足などニキビや肌荒れの原因となる様々な症状を引き起こします。

ストレスから体を守る物質の過剰分泌をキッカケに皮脂の分泌量が増えます。

自律神経がもつ役割の中には、ストレスから身体を守るホルモンの分泌をさせるといった内容も含まれます。

心や身体にストレスが溜まると、それに応じてコチゾールという物質が、腎臓の傍にある副腎(ふくじん)という内臓から分泌されます。

コチゾールは、分泌される量が適正である場合、糖質や脂質をエネルギーに変えたり、ストレスから身体を守る良い働きをします。

しかし、コチゾールは皮脂線を刺激する男性ホルモンを分泌させる働きももっています。

そのため、コチゾールが必要以上に体内で発生すると、結果として皮脂が過剰分泌される状態になり、ニキビの発生や悪化につながります。

ストレス性のニキビができる主な場所はフェイスライン

多くの場合、ストレス性のニキビは、顎や口の周りといったフェイスラインに発生します。その理由の1つとして考えられるのが、男性ホルモンが過剰に分泌されていることです。

身体に必要以上のストレスが溜まると、それに比例するかたちで男性ホルモンの分泌量も増えます。男性ホルモンには、フェイスラインや胸、背中の毛穴を活性化させて体毛の発育を促したり、皮脂の分泌を高める作用があるのです。

皮脂の分泌量が増えることで、ニキビが発症するキッカケとなる毛穴の詰まり(コメド)ができやすくなります。

ニキビの原因となる2つのストレス

ニキビ発症の大きな原因となるストレスは、心にかかるものと体にかかるものとの2種類があり、互いに深く関係しています。

不安・焦り・緊張・怒りといった心のストレスは生活習慣の乱れを招くキッカケになります。

心のストレスが溜まると、タバコの吸い過ぎ、過度の飲酒、食べ過ぎ、不眠といった「生活習慣の乱れ」を引き起こすキッカケになります。心に溜まったストレスの種類は人それぞれですが、突き詰めて考えると、人間関係や過去の出来事に辿り着くという方は少なくないのではないでしょうか。

もしも心のストレスを抱えている自覚があるならば、少しだけストレスの捉え方を変えてみることをオススメします。ストレスの元になっている問題に、ネガティブな面だけでなくポジティブな面も見いだせるかもしれません。

生活習慣の乱れにより身体に溜まるストレスは心のバランスを崩すキッカケになります。

偏った食生活や運動不足、寝不足は、体温の調節機能や血流を悪化させ、結果的に心(自律神経)のバランスを崩すことにつながります。

ニキビの発生・悪化を予防する基本は、規則正しい睡眠サイクル、バランスのとれた食生活、適度な運動など、生活にメリハリをつけることなのです。

生活習慣の乱れを自覚している方は、できる範囲で少しずつ改善していきましょう。身体に溜まるストレスを解消する第一歩は、普段の行動を少しだけ変えてみる心がけをもつことです。

PAGE TOP