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白ニキビの治し方

白ニキビの治し方①
ニキビ治療の世界標準とされているピーリング作用のある医薬品

皮膚科で行われている白ニキビの治療には、2008年に承認された「ディフェリンゲル0.1%」や、2015年に承認された「ベピオゲル2.5%」という塗り薬が主に処方されます。

どちらの薬も、ニキビ発症のキッカケとなる毛穴の詰まりを解消する効果があります。1日の使用回数を1回までとし、就寝前のタイミングに継続して使い続けることで白ニキビの症状を改善できます。

国内における従来のニキビ治療は、炎症性のニキビを対象とした抗生物質の処方が中心になっていました。炎症をおこす前のニキビに有効なディフェリンゲル0.1%やベピオゲル2.5%が承認されたことで、日本のニキビ治療は世界標準に大きく近づいたといわれていいます。

肌への刺激が少ないタイプの塗り薬もある

ディフェリンゲル0.1%やベピオゲル2.5%の有効成分であるアダパレンや過酸化ベンゾイルは、効き目が強い反面、使用開始から1ヶ月が経過するまでに、肌の赤みや刺激感がおこる場合があります。

海外におけるニキビ治療のガイドラインでは、アダパレンや過酸化ベンゾイルが肌に合わなかった場合、「アゼライン酸」という天然由来の成分を配合した低刺激性の外用薬が選択されます。

アゼライン酸を主成分とする製品は、海外ではニキビ治療薬として承認されていますが、国内だと医薬品として未認可です。国内だと皮膚科専門の化粧品として販売されています。

白ニキビの治し方②
スキンケアの基本を守ってノンコメドジェニック化粧品を活用する

白ニキビを治療は、ニキビ痕を残す可能性がある赤ニキビへの進行を防ぐことが目的となります。

そのため、ニキビの原因となるアクネ菌を繁殖させないタイプの油分が配合されたノンコメドジェニック化粧品が効果的です。

洗顔に使用する洗顔料をはじめ、化粧水やファンデーションなどの基礎化粧品は、ノンコメドジェニックテストをクリアした低刺激性の製品を選んだ方がベターです。

もちろん、使い方を間違うと使用する意味がありませんので、次に紹介するスキンケアの基本を守りましょう。

1日3回以上の洗顔は避け水の温度は“なるべくヌルめ”!

ニキビ治療のガイドラインでは、1日に行う洗顔の回数は2回までとされています。

1日3回以上の洗顔は、肌から必要な皮脂まで奪ってしまうため避けましょう。

肌への刺激が少ないタイプの洗顔料をよく泡立て、なるべく肌をこすらないように優しく洗いましょう。

クレンジング剤を使った肌のマッサージは絶対NG

クレンジング剤を使ったついでに美肌マッサージをしている方は、次回からは行わないようにしてください。落としたクレンジング剤に付着しているホコリや汚れで肌を傷つけてしまいます。

ヌルめの水でキレイに洗い流しましょう

洗顔料やクレンジング剤を洗い流す水の温度は、常温よりやや温かいくらいに保ってておくことが大切です。肌トラブルを招く原因の1つであるクレンジング剤の洗い残しがないように注意してください。

保湿は必要ですが化粧水の付けすぎは逆効果です。

白ニキビを悪化させないためには、洗顔後に必ず保湿を行なうことが大切です。

ただし、肌を潤わせようと大量に化粧水を使用すると、元々あった肌の水分を奪ってしまため要注意です。

化粧水は、少量ずつ手に取り、温めた手のひらで頬を包み込むようにしてなじませましょう。

その後は、指の腹を使って次の順番で顔全体に広げていきます。

  1. 目元
  2. 口元
  3. 鼻筋
  4. おでこ(額)

また、水分保持能力が高いヒアルロン酸や、肌の保湿因子であるセラミドを配合した美容液を重ねて使用することで保湿力を効果的に高めることができます。

白ニキビの治し方③
専用の器具を使って毛穴に詰まった角栓や皮脂をキレイに取り出す

白ニキビには、専用の器具を使って毛穴に詰まった皮脂やアクネ菌を押し出す「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」という治療が効果的です。

面皰圧出は皮膚科で古くから行われている基本的なニキビの治療法です。治療の手順は次のとおりです。

  1. 患部を消毒し清潔な状態にする
  2. ニキビの先端にハリやレーザーで小さな穴を開ける
  3. 専用の器具で毛穴の中身を押し出す

皮膚科で行う面皰圧出のポイントは、針やレーザーを使ってニキビの表面に小さな穴をあけてから圧出するため、皮膚にダメージを与えず治療できます。

面皰圧出は自分でもできますが症状を悪化させるリスクを伴います。

面皰圧出を行なう器具は通販や薬局などでも販売されているため、自宅でも行うことができます。

しかし、手軽にできる反面、雑菌が入ったり、必要以上に皮膚を傷つけてしまうなど、かなりのリスクを伴います。

面皰圧出を検討されている方は、専門家である皮膚科医に行ってもらうのがベターです。

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