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黄ニキビの治し方

黄ニキビは内服型の抗生物質を使って炎症を鎮めることが最優先

黄ニキビは炎症が進んで化膿していて、皮膚の浅い部分に加えて深い部分にまでダメージを受けいる状態です。毛穴周辺の組織へのダメージを少しでも減らすためにも、まずは炎症を鎮めることが最優先です。

治療法として選択されることが多いのは、ドキシサイクリンやミノサイクリン、ロキスロマイシンといった強力な抗菌作用をもつ内服型の抗生物質です。潰れやすい患部に触れることなく炎症を鎮められるメリットがあり、炎症をおこしたニキビが広範囲に多くできている場合に有効です。

抗生物質の服用期間は最大でも3ヶ月までとなります。

抗生物質は強い抗菌作用がある反面、ニキビ菌の耐性化を招く可能性があります。抗生物質の服用により耐性菌ができるまでの期間には個人差があります。ニキビ菌が耐性化するまでの確実な期間は、現在のところわ解っていません。

とはいえ、長期的に服用することでニキビ菌の耐性化を招く可能性が高まることはハッキリしています。炎症を伴うニキビが主体となる症状を、抗生物質など医薬品を使用して治療する期間は最大でも3ヶ月までとされています。

抗生物質は炎症をおこしていないニキビには効き目はありません。

抗生物質に期待できる効果は、アクネ菌の増殖を抑え炎症を鎮めることです。したがって、炎症をおこしていない白ニキビや黒ニキビに対する効き目はありません。

炎症をおこしていないニキビが数個程度と少ない場合は、広範囲に作用する内服薬よりも、ピンポイントで使える外用の抗生物質の方が適しているといえます。

専門医による適切な圧出処置で黄ニキビの中身をキレイに取り出す

化膿することで毛穴周辺の組織がダメージを受けている黄ニキビは、潰さずに治療するのが原則です。しかし、専門医により適切な圧出処置をしてもらう場合は、その限りではありません。

皮膚科で行うニキビの圧出処置には、炭酸ガス(CO2)レーザーを患部にあてて膿を排出させるというものがあります。直接患部に触れるタイプの圧出処置に比べて、毛穴にかかる負担も抑えることができます。

化膿した黄ニキビを自己判断で潰すのは絶対にNG!

黄ニキビを潰したくなる衝動にかられても、絶対に自己判断で潰してはいけません。指や爪を使って潰してしまうと、傷口から雑菌が入り悪化してしまいます。

また、必要以上に強い力で患部を圧迫したり傷つけてしまった場合、ほぼ確実に色素沈着やクレーターといったニキビ痕をつくることになります。黄ニキビには、潰していいタイプ・潰してはいけないタイプの2種類があり、専門医でないと正確に判断することは困難です。

黄ニキビの後にできる赤み・シミを改善する最新の光学治療

痕に残りやすい黄ニキビの改善には、アクネ菌の殺菌やシミの元になる物質(メラニン)を壊す光学治療が有効です。ニキビを改善する光学治療は、大きく分けて3つの種類があります。

ニキビに有効な光学治療の効き目や費用の比較
LED IPL PDT
効き目の高さ
皮膚の回復にかかる日数 0 0 2~7日
1回の施術にかかる時間 20分 20分 1~5
1回の施術にかかる費用 3千~5千円 1万~4万円 3万~5万円

「PDT→IPL→LED(青色)」の順に費用は安くなり、費用が安くなるほどに得られる効果もマイルドになります。

また、自由診療であるため、受診する皮膚科やクリニックによって値段設定に差があります。光学治療を検討される場合は、事前に皮膚科への問い合わせをして費用を確認しましょう。

光学治療の費用は高額ですが、妊娠中や授乳中で治療薬が使用できない方でも問題なく受けられるメリットがあります。

新しい黄ニキビを発症させないための正しい予防法

黄ニキビは、一旦できてしまうと、治療するのに多くの時間・手間・費用がかかります。そのため、毛穴が化膿する前の状態(赤ニキビ)で正しくケアすることが大切です。

さらにいってしまえば、毛穴が化膿するのは、皮脂の出口が塞がることがキッカケとなるため、炎症をおこす前の初期段階での治療も同じくらい重要なのです。

初期ニキビの改善には、角質を取り除く効果のあるディフェリンゲル0.1%やベピオゲル2.5%などの治療薬や肌を保湿することが有効です。

また、漢方や低用量ピルを活用して、皮脂の過剰分泌を招くホルモンバランスの乱れを整えれば、ニキビ肌を根本から改善することもできます。

なるべく早めにニキビ肌を根本から改善するためにも、正しい知識を元に先手を打っていくことが大切です。

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